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静岡音楽祭に参加

 1月27日(土)、静岡市駿河区池田にある静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)大ホールにおいて開催された静岡県防衛協会主催「静岡音楽祭」に参加した。

 静岡音楽祭は、毎年静岡市で開催されているが、浜松から少し距離があるため今まで参加を躊躇していたが、浜松つばさ会が防衛協力諸団体の一つとして支援していることもあり、今回ホームページ担当役員として初めて参加してみることにした。

 この音楽祭は、静岡県防衛協会が主催し、県民が防衛や自衛隊に対する理解を深め、防衛基盤の育成強化などに寄与することを目的として開催しており、今年で37回目となる。

 会場となる静岡県コンベンションアーツセンターは、船をイメージした外観にちなんで「グランシップ」という愛称で呼ばれており、東静岡駅のすぐ前に建つ特徴のある建物は、東海道線の車窓からもよく見えるが、実際に訪れるのは今回が初めてとなる。平成16年にスレート製の外壁が落下して以降、5年間に合計40回の剥落落下が相次いで発生したため修復工事が行われたが、今回も何かの外装工事が行われていた。

 開場時間の12:30に間に合うよう到着したが、既に多数の来場者が列をつくり、最後尾は入口から離れた南側グランド付近まで続いていた。入場してからも空いている席を探すのに苦労し、結局、最上階4階の隅にやっと着席することができた。

 会場の大ホール「海」は、4600名を収容することができ、コンサートの他、各種見本市、国際コンベンション、スポーツ等、多彩なイベントが開催される広さがあるが、天井はなく屋根まで吹き抜けという独特の構造となっているため、コンサート等の音響効果が重視されるイベントにはやや不向きなのではないかと思われた。

 音楽祭は2部構成となっており、第1部は県内の入隊・入校予定者激励会、第2部が音楽祭という構成だった。

 第1部のメニューの最初は国歌斉唱となっていたが、ラッパ隊による「国旗掲揚」吹奏を来場者全員が起立して聞いた。

 まず主催者を代表して静岡県防衛協会会長 鈴木与平氏(鈴与会長)が挨拶し、その後来賓を代表して上川陽子法務大臣の挨拶があった。

 続いて、参加した約100名の入隊・入校予定者に対し激励品が贈呈され、入隊予定者代表が希望に溢れる言葉で自らの決意を力強く表明した。私自身が入校(入隊)したときは、このような機会はなかったと思うが、とても良いことだと思うし、うらやましく感じた。

 音楽祭の第2部は、陸上自衛隊第34普通科連隊らっぱ隊(板妻)24名の演奏で開始された。1日の流れに従って、起床ラッパから消灯ラッパまで号音ラッパを吹奏したが、現役時代を懐かしく思い出した。

 続いて陸上自衛隊富士学校音楽隊が、行進曲、美空ひばりメドレー等4曲を演奏した。比較的馴染みのある曲でもあり、男性ボーカルを入れた演奏は親しみやすかった。

 15分の休憩の後、静岡市立大里中学校吹奏楽部が演奏した。50名近い大編成のバンドであったが、県内中学校吹奏楽部としてトップクラスの技術レベルとのことで、ディズニーでお馴染みの曲や「サウンドオブミュージック」等を上手に演奏した。

 次に陸上自衛隊滝ケ原駐屯地の隊員で編成する滝ケ原雲海太鼓が登場し、勇壮な太鼓の音を響かせた。演奏合間の曲名紹介は演奏者自身で行っていたが、激しい動きで息が切れたのか、途切れ途切れの紹介で場内の笑いを誘っていた。

 最後に航空自衛隊中部航空音楽隊が「インフィニティ」、「スターダスト」など4曲を演奏したが、トランペットやサックスのソロ演奏も交えたレベルの高い演奏が聴衆を魅了した。

 アンコールに応えて演奏した「セプテンバー」ではリズム感溢れる演奏とともに、指揮者の佐藤中音隊長が聴衆の手拍子を促し、4千人を越す来場者が一体となり盛り上がって、フィナーレを飾るに相応しい楽しい演奏であった。

(内田記)

静岡音楽祭の様子

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